【中目黒チョコレート】green bean to bar chocolateをガチ探検!そこは豊富な商品に出会える店

当ブログのリンクには一部、広告が含まれています。

こんにちは、ショコラティエのきょうこです。ボンボンショコラ専門のチョコレート教室をやっています。ボンボンショコラ専門のチョコレート教室をやっています。

ビーントゥバー探検第2弾、今日は東京・中目黒のgreen bean to bar chocolateに行ってきたのでレポートします。

目次

中目黒green bean to bar chocolateの概要

green bean to bar chocolate(グリーンビーントゥバーチョコレート)は2015年秋、桜並木で有名な目黒川沿いにオープンした、bean to bar(ビーントゥバー)。

中目黒店の他に、福岡の天神にもお店を構えています。

ホームページによると、透明性・ハンドメイド・ナチュラルの3つにこだわっているそうです。

Bean To Barとは?

他の記事でもお伝えしていますが、bean to barのbeanはカカオ豆、barは板チョコレートのことを指します。カカオ豆が板チョコになるまでの工程を一貫して行うお店で、工房が併設されています。

アメリカで始まったブームが影響し、2015年頃から日本にも続々とbean to bar専門店がオープンしています。

中目黒green bean to bar chocolateの特徴

どのへんかなぁと思いながら歩いていたら突如現れました。

街になじんだ外観です。

外観がおしゃれで、店内に入るのに少しドキドキ…

特徴1、開放的空間

お店に一歩入ると、そこは広々とした空間が広がります。

“広い!”と率直に感じました。

奥に向かってガラス張りの工房がのびていて、店内での作業の様子を見ることができます。

カフェ席もあるのでのんびりできますし、工房側はチョコレートに関する展示やDVDの放映もあり、ちょっとしたチョコレート工場に来た気分になります

特徴2、豊富な商品ラインナップ

こちらgreen bean to bar chocolateは様々な商品が置いてあります。

板チョコレートはもちろん、チョコレートドリンク、ケーキ、焼き菓子など・・・目移りしちゃいます。

チョコレート関連商品としては、カカオニブ、グラノーラ、あとはチョコレートドリンクパウダーも置いてあります。

つまり、板チョコレートはもちろん、チョコレート関連商品も充実!

中目黒green bean to bar chocolateの値段

今回私がgreen bean to bar chocolateで使った金額は以下の通りです。

板チョコレート(ベトナム)1620円
板チョコレート(タンザニア)1620円
チョコレートケーキ810円

(すべて税込み)

板チョコレートが1枚1000円超えなのは予想ついていましたが、産地別の板チョコレートはほとんどが1500円・キヌアやカカオニブが入ってるものだと+数百円なので、単価はやや高めという印象がありました。

ケーキ類は、プリンやシュークリームだと450円程度のようですが、しっかりしたケーキとなると650円~な感じです。

店内の工房は見学可能

店員さんが「よければ説明しますよ~」と声をかけてくれたので、ついていくことにしました。

置いてあるリーフレットにはチョコレートになるまでの作業がかわいいイラストで書かれています!

その中で印象に残った作業や説明を紹介します。

カカオ豆の選別は手作業

各地から届いたカカオ豆は湿度のない部屋で保管されています。

大袋の中にたくさん入ったカカオ豆の中にはどうしても混合物や傷んでいるカカオ豆などが混ざっているので、それらを手作業ではじくそうです。

△はじかれたカカオ豆や異物。

さらに中身を割って並べ、カカオ豆がちゃんと発酵されているかも手作業で確認しているとのこと。

中に空洞があればちゃんと発酵されているけども、身が詰まっているものは発酵不良なので、発酵が不十分なカカオ豆ははじくそうです。


△サンプルが置いてあり、発酵できているものと不十分なものを見比べることができます。

カカオ豆のローストは100℃くらいで。雑味や苦みが入らないように低温でローストするのがグリーンビーントゥバーのこだわりだそうです。

営業終了後もまわっている機械

ガラス張りなので写真撮影が難しく、お見苦しくてすみません・・!

写真手前にある寸胴鍋のような機械でより細かい粒子にし、チョコレートを液状にしていくそうですが、この機械は閉店後もずっとまわっているとのこと。

止まるとチョコレートが固まってしまうので、ひたすらまわしていないといけないようです。

写真奥の男性は、カカオ豆をふるいにかけて大きさを揃えている作業をしています。

数字でわかるこだわり

green bean to bar chocolateでは、1枚の板チョコレートに約50粒のカカオ豆を使っているそうです。

市販されている板チョコレートの約2倍の量のカカオ豆を使っているということになります。

そして1つのチョコレートを作るのにかかる日数は約45日とか。こだわって作られているのがこの数字だけでもわかりますね。

green bean to bar chocolateの板チョコレートラインナップ

伺った時のgreen bean to bar chocolateには、7種類の産地の板チョコレート+ブレンドものが販売されていました。

全種類試食が可能なので、比べながら好みのものを探すことができます^^

もちろん私は全種類試食させていただきました(笑)

それぞれの印象はというと・・・

  • ドミニカ:酸味はありますが、フルーティーさがよく伝わってくる
  • コロンビア:コーヒーっぽい味。クリーミーな感じが試食でもわかる
  • タンザニア:あとからほんのり酸味を感じる
  • ブラジル:スモーキーで苦め。ハッカ飴を食べているような印象(笑)
  • ボリビア:意外と食べやすいお味。ボリビアのカカオ豆は他より小粒らしく、1枚に約100粒のカカオ豆を使っているそうです。
  • マダガスカル:酸味が強め
  • ベトナム:はちみつの風味を感じる。酸味あり。

全体的にこちらのお店の板チョコレートは、よりカカオ豆の特徴がはっきり出ている印象がありました。

産地だけでなく、作るお店によっても特徴が異なるので奥深いですね。

カカオ分については70%が多いですが、統一ではなく、カカオ豆ごとに合わせて最適なパーセンテージに変えているそうです。

私が購入した2種類を紹介

今回購入したのは、タンザニアとベトナム。

ともに1枚1500円でした。

ボリビアやドミニカなど、あまり聞いたことない産地のものにするか迷ったのですが、以下の2つの理由からタンザニアとベトナムを選びました。

  • 以前買った別のお店のタンザニア産カカオ豆のチョコレートと比べたかったから
  • ベトナムのチョコレートは酸味が強いという印象があったけど、グリーンビーントゥバーのものはそこまで酸味を感じなかったから

ではまずは全体的な感想から。

green bean to bar chocolateで購入した2種類を食べて思ったことは以下の3つです。

  • チョコレートは全体的にクリーミー。
  • 味がとてもはっきりしている(差がわかりやすい)
  • 噛み応えがある

厚みがありぷっくりしている形なので、噛み応えが少々ありますが、舌の上で溶けたときに濃厚さが広がります。

では次に地域別の感想を。

タンザニア

以前、別のお店で購入したタンザニアのチョコレートと味も香りも系統が似ています。最初にほんのり酸味、あとからフルーティーさが来て食べやすいです。

初めてビーントゥバーのチョコレートを食べる人にも合いそうですし、プレゼント用にも良さそうなお味です。

ベトナム

以前どこかで「酸っぱい!」と思うくらい酸味を感じた記憶があったベトナムのチョコレート。

なので少し敬遠していましたが、、green bean to bar chocolateのものはそこまで酸味が強くなかったので購入を決めました。

帰宅して改めて食べると試食時より酸味は強く感じましたが(笑)、あとから来るはちみつの風味が心地よいです。

こちらのチョコレートは、パッケージを開けた瞬間からチョコレートの香りが広がります。

カフェスペースでケーキを楽しみました

中目黒のgreen bean to bar chocolateにはカフェスペースがあり、チョコレートドリンクやケーキなどが楽しめます。

私はケーキを食べてきました!

1番人気のケーキはエクレアだそうですが、私が行った時は売り切れ。

ということで店員さんオススメのチョコレートケーキを頂きました。

チョコスポンジ、チョコムース、ガナッシュの3層のケーキで、側面に薄いチョコレートがくっついています。

スポンジはしっとりでムースと一体化、上のガナッシュは濃厚で引き締め役

チョコレートの深みを感じつつも、全体はバランスの取れたケーキです。クセがなく食べやすかったです。

お値段が750円(税込810円)と安くはないですが、食べるととっても幸せ気分になります(^^)

お手軽ワインと一緒にチョコレートを食べてみました

今回は、イトーヨーカドーで手に入る白ワインと合わせてみました。

こちらの白ワインはやや酸味があります。

合わせてみた結果、タンザニアとは相性良かったですが、ベトナムの板チョコレートとは酸味同士がややケンカする印象でした。

チョコレート自体がクリーミーで濃厚なので、もしかしたら赤ワインとの方が合うかもしれません。

中目黒green bean to bar chocolateの独断評価

中目黒のgreen bean to barを★で独断評価してみました。

項目評価備考
立地★★★★☆駅から歩きますが便利な駅なので★4つ
店内の雰囲気★★★★☆日差しが入り心地よいです
接客★★★★☆工房の外から案内してくれたり店員さんの情熱が伝わってきました
商品の充実度★★★★★板チョコ、ドリンク、ケーキ、関連商品色々あるので★5つ
美味しさ★★★★☆板チョコレートは味がはっきりめ、ケーキの方が気に入りました
価格★★☆☆☆全体的に高単価。でも仕方がない・・・
過ごせる時間★★★★☆工房見学やカフェコーナーでたくさん楽しめます
また来たいか★★★★☆次はエクレアを・・!

チョコレートを色々な角度から楽しみたい・非日常のチョコレートをたしなみたいというときに合いそうですよ。

中目黒green bean to bar chocolateへのアクセス方法は?

green bean to bar chocolate(グリーンビーントゥバーチョコレート)は、最寄り駅から徒歩10分ということで駅から近くはないですが、目黒川沿いなので場所はわかりやすいです。

最寄り駅の中目黒駅とは

東急東横線と東京メトロ日比谷線が乗り入れている駅です。東横線の特急・急行ともに停車します。

東急東横線も日比谷線も他の路線と相互直通運転しているので色んなところからアクセスしやすいかと思います。

ただ、目黒川の最寄り駅でもあるので、桜の時期の人ごみ具合はカオスなレベルですのでご注意。

有名な親子丼屋さんがあったり、お忍びで有名人が来そうな素敵レストランがあったりとグルメが集結している街でもあります。

ほかにも使える駅がある

ホームページには最寄り駅として中目黒駅しか書いてないですが、実はもうひとつ、使える駅があります。

それは東急田園都市の池尻大橋駅です。最近大きな成城石井がオープンしたことで少し話題になっております。

池尻大橋駅と中目黒駅は目黒川の上流側と下流側という感じで、ほぼ平行に位置しています。

桜の時期の中目黒駅付近は交通整理が入る状態なのに対し、池尻大橋駅はというと十分桜を楽しめるにも関わらず人が少なめの穴場

ということで、この記事は池尻大橋駅からグリーンビーントゥーバ―チョコレートに行く設定でレポートします。

池尻大橋駅からのアクセスは?

東急田園都市線の池尻大橋駅は地下改札なので、まずは階段をのぼり地上に出ます。すると目の前は国道246号線。

国道246号線沿いを渋谷方面に歩くと、すぐに目黒川が見えます。

その川沿いを中目黒方面に進むこと約10分でgreen bean to bar chocolateに着きます。

ということは、中目黒から行くのと徒歩所要時間はそんなに変わらないということですね。

お店の所在地

所在地:東京都目黒区青葉台2-16-11

営業時間:11:00~21:00

定休日:水曜日

アクセス:東急東横線中目黒駅より徒歩10分

まとめ

今日は中目黒のgreen bean to bar chocolateのレポート記事でした。

こちらの板チョコレートは「より、カカオ豆の違いを楽しみたい!」というときにぴったりです。

みなさんもgreen bean to bar chocolateに足を運んでちょっとしたチョコレート工場を楽しんでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

空港で約7年働いたのち、まったく異なる大手料理教室へ転職し、料理・ケーキ講師の経験を積む。
それと並行してチョコレートを学び、現在は神奈川県川崎市でチョコレートレッスンを開催。
好きな場所は宮古島とパリ、得意技は美味しそうに食べること・気持ちよさそうに眠ること。
詳しいプロフィールはコチラ

コメント

コメントする

目次