このページでは、東京の三軒茶屋にあるチョコレートのBean To Bar、クラフトチョコレートワークス(CRAFT CHOCOLATE WORKS)に行ってきましたので、その感想をお伝えします。
クラフトチョコレートワークスの概要
クラフトチョコレートワークスは2015年9月、東京都世田谷区にオープンしたBean To Bar(ビーントゥバー)。
三宿(みしゅく)というおしゃれな専門店が集うエリアにあります。
お店の所在地
住所は池尻ですが、国道246号線上の大きな交差点「三宿」の近くにあります。
- 所在地:東京都世田谷区池尻2-7-4
- 営業時間:11:00-18:00
- 定休日:月曜(祝日の場合は営業し翌日休み)
- アクセス:東急田園都市線 「三軒茶屋駅」または「池尻大橋」駅からそれぞれ徒歩9分
Bean To Bar(ビーントゥバー)とは?
Beanはカカオ豆、Barは板チョコのことで、カカオ豆が板チョコになるまでの工程を指します。
全工程を一貫して行うことでカカオ豆の特長を生かしたチョコレート作りをすることが可能です。
アメリカから始まったブームですが、2015年頃から日本にも続々とオープン。チョコレート屋さんの新しい形態です。
三軒茶屋にあるクラフトチョコレートワークスへのアクセス方法は?
駅からそれぞれ徒歩9分とあるので、駅から近くないです。
最寄駅の「三軒茶屋」と「池尻大橋」は、渋谷からすぐなのでアクセス良好です。
- 三軒茶屋駅は渋谷から2駅4分、急行だと1駅2分。
駅の周りにはお店がたくさんあります。 - 池尻大橋駅は渋谷から1駅2分、急行は停車しません。
かの有名な目黒川の桜を楽しむことができる穴場の駅です。
クラフトチョコレートワークスはこの2つの駅の中間にあります。
なお、バス停も近くにあります。
渋谷駅から出ている、【循環】渋32系統「野沢竜雲寺」行きor【循環】渋31系統「下馬一丁目」行きに乗り「三宿」で降りるとすぐ目の前にお店があります。
三軒茶屋のクラフトチョコレートワークスの値段
ソフトクリーム(カカオ) | 700円 |
板チョコ(コロンビア) | 1400円 |
板チョコ(トリニダード・トバコ) | 1080円 |
板チョコ(タンザニア) | 1200円 |
合計 | 4380円 |
(すべて税込み)
三軒茶屋にあるクラフトチョコレートワークスで売られているもの
クラフトチョコレートワークスには大きく分けて4種類の商品が置いてあります。
そのうち実際に購入した2種類を紹介します。
板チョコレート
言わずとクラフトチョコレートワークスのメイン商品ですね。
カカオ豆の特徴によって、ローストする温度や挽き具合を変えているそうです。
和柄のパッケージでがチョコレートには珍しいですね。
カカオ豆ごとにデザインが異なるので、好きな柄で選ぶのもアリかも!?誰かにプレゼントしたくなります。
ソフトクリーム
私が行ったときのソフトクリームはマダガスカル産のチョコレートを使って作ったそうです。
ラインナップはバニラ、チョコレート、ハーフアンドハーフの3種類。
ハーフ&ハーフと迷いましたが、チョコレートの味を十分に味わいたいのでチョコレート(700円)を注文。
- チョコレートの味がしっかりして濃厚けどそこまで主張はしていないのでどんどん食べれる美味しさ
- バランスが取れた味
- 冷たすぎなくて食べやすい(これ結構重要・・・)
- コーンの淵についているザクザクが楽しい食感でソフトクリームと良いコントラスト
実はそこまでソフトクリームは好きではないのですが、これはまた食べたい!と思う美味しさでした!
ものすごく特徴があるというより、濃厚なのにいくらでも食べれそうな味です。
ソフトクリームに使うチョコレートは3日ごとに変わるそう!
2回目に食べたときはボリビアのチョコレートを使ったソフトクリームで、濃厚というよりもさっぱりした風味。
1回目のマダガスカルとはまた違う味でした!
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◇2017.07追記◇
そうです。
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この他に、商品としてカカオニブとグラノーラが置いてあります。
こちらは次回試してみたいですね。
※カカオニブとは・・・ローストしたカカオ豆の外皮と胚芽を取り除き、荒く砕いたもの。お菓子のアクセントとして飾ったりすることもあります。
三軒茶屋にあるクラフトチョコレートワークスの板チョコラインナップ
板チョコのラインナップはそのときによって異なるとのこと。
私が行った時にあったものは、以下の10種類でした。
コスタリカ、コロンビア(2種)、ガーナ、ブラジル、ベトナム、トリニダード・トバコ、タンザニア、キューバ、ニカラグア
カカオ豆は赤道から緯度20度前後のところで作られているのですが見事にそこに該当する国が集っております・・・
全ての種類で試食が可能ですので、自分や目的に合う板チョコを探すことができそうです。
店員さんが色々案内してくれるのでそれを聞きながら食べ比べ・・・
試食だけでも、はっきりと、それぞれの味・香りが違うのがわかります。
クラフトチョコレートワークスの板チョコレートは、
- カカオ豆の量、お砂糖の量はどの板チョコレートも同じ
- (1種を除き)カカオ分70%均一で仕上げている
- カカオ豆の特徴に合わせローストの温度や挽き具合を変えている
そうです。
店員さんによると、70%均一に仕上げているのは、カカオ豆による味の違いがはっきりわかるように、だそう。
挽き具合も産地によって違うので、ザラザラ感が少し残っているものもあれば、なめらかな舌触りのものもあります。
ハイカカオが流行っていますが、実は、いかにも濃いっていう感じがして苦手に思っていました。
ですが、クラフトチョコレートワークスの板チョコは良い意味で70%の濃さを感じない、食べやすいお味です!
何種類もずーっと食べていたいくらいです…
10種の産地別の他に、1つだけ85%のチョコレートが置いてありました。濃ゆい〜って感じでした!
各チョコレートに簡単な説明書きが書いてあるのでどんな味なのか参考になりますが、、、店員さんからこんなひとことが。
季節によって味が変わるのでこの説明書きを変えることもあるんですよ~
なんと!季節によって味や香りの感じ方に変化が出るそうです。奥深いですね。
購入した3種類を紹介
私は、コロンビア・トゥマコ(コロンビアの2種のうちのひとつ)、トリニダード・トバゴ、タンザニアを購入。
お値段は1000〜1500円前後、1箱45gなので、決して安くないです。
コロンビア・トゥマコ
1400円(税込)
コロンビアのカカオ豆からできた板チョコレートは2種類のラインナップ。私はそのうちの1つを購入しました。
説明書きに 【★From CACAO HANTER】 と書いてあるのは、カカオハンター小方真弓さんから仕入れたカカオ豆を使っているからです。
購入した3種類の中で1番食べやすい味です。説明書き通り、とてもバランスの良い味わいです。
食べたあと鼻に抜ける感じがちょっと日本酒を思わせます。
夫によると、甲州ワインと合いそうとのこと。
試したい!と思いましたが、この板チョコレートが美味しすぎてあっという間に食べてしまったので、日本酒と試す分は残っておらず・・・
トリニダード・トバゴ
1080円(税込)
こちらを最初に口に入れたときは衝撃でした。
説明には後味にショウガのニュアンス、とあるのですが、私の第1印象はワインコルクを食べているような感じでした(笑)
粒々感もあり、食べやすいというより個性を楽しむ、という感じではあります。ですが、このチョコレートは樽の味がする白ワイン・「シャルドネ」を思わせるようでおもしろいなと思い、購入しました。
シャルドネを思わせる味と言いつつ、、度数高めのローヌワインと一緒に楽しみたいお味です。
タンザニア
1200円(税込)
タンザニアを試食したとき、他の産地のものよりも香りが長く続き、鼻に抜けていくという印象がありました。
他のカカオ豆のチョコレートももちろんいい香りなのですが、タンザニアはちょっと違うんです。でも香り自体はそこまで強くないので、心地よくチョコレートを楽しむことができます!
粒々感はそこまでありません。
お手軽ワインと一緒にチョコレートを食べてみました
東京・三軒茶屋にあるクラフトチョコレートワークスのチョコレートはとても香り豊かで個性色々。
相性の良いワインを探せたらおもしろいだろうなと思い、まずはスーパーで手軽に買える、メルシャン社のシャルドネ、FRONTERA(フロンテラ)を購入して合わせてみることにしました。
FRONTERA(フロンテラ)は値段の割に美味しい、コスパの良いワインです。
タンザニアのチョコレートと一緒に食べてみたら、なかなか相性良かったです!
このチョコレートを食べながらFRONTERA(フロンテラ)を飲むことで、ワインの酸味が調和され心地よくなります。
ちなみに、コロンビア・トゥマコとFRONTERA(フロンテラ)も相性良し。
しかし、トリニダード・トバコ×FRONTERA(フロンテラ)は少し反発し合う感じがしたのでやめた方がいいです。
三軒茶屋にあるクラフトチョコレートワークスの独断評価
星の数でお店を独断評価してみるとこんな感じです。
項目 | 評価 | 備考 |
立地 | ★★★☆☆ | ちょっと駅から遠いので★3つ |
店内の雰囲気 | ★★★★☆ | シンプルで落ち着きます |
接客 | ★★★★☆ | 男性店員さん、とても優しかったです |
商品の充実度 | ★★★★☆ | 板チョコのラインナップが充実していて迷っちゃいます |
美味しさ | ★★★★★ | やめられない止まらない・・ |
価格 | ★★★☆☆ | コスパは良くないけど、この美味しさなら許せます |
また来たいか | ★★★★☆ | また行って全種類買いたい・・・色んな意味で危険(笑) |
自分へのごほうび、ちょっとしたプレゼント、チョコレートの奥深さを楽しむなど、クラフトチョコレートワークスはいろんな目的に合いそうです。
まとめ
いかがでしたか。
今日は、東京・三軒茶屋にあるクラフトチョコレートワークスをレポートしました。
近い将来、クラフトチョコレートワークスのチョコレートでボンボンショコラを作ってみたいななんて思うくらい、カカオ豆の違いによるチョコレートの奥深さにハマりそうです。
みなさんにもぜひ、Bean To Barにお出かけしてみてください。
チョコレートの新しい発見があるかもしれません!
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