こんにちは、ショコラティエのきょうこです。ボンボンショコラ専門のチョコレート教室をやっています。
沖縄にあるBean To Barチョコレート専門店「タイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)に行ってきたので、レポートします。
沖縄だと車での移動を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回はバスとゆいレールの時刻を調べ上げて、公共交通機関で行ってきました!
ということで、この記事の前半ではバスでの行き方についてレポートしています。
沖縄のBean To Bar専門店、タイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)とは
ディストーションサイドビルの2F、区画番号194番にあるタイムレスチョコレート。
2014年に沖縄初のBean To Barチョコレート専門店として誕生し、のちに今のアメリカンビレッジに移転したのが2016年。
オーナーの林さんは自身のことを「チョコレートヘンタイ」と言っていますが、もとはコーヒーの勉強をしていたようです。
「コーヒーと砂糖の相性」を考えるうちにサトウキビを追求したいと思い、その表現方法のひとつとしてチョコレートにたどり着いたようです。
高温・多湿な沖縄でチョコレート作りをするのは、沖縄の島一面に広がるサトウキビ畑があるから。
沖縄でやるなら、その素材を必ず活かすものを作ろうと思って、その結果たどり着いたのがサトウキビだった。
とのことです。
さてお店は、沖縄県中部にあたる北谷のアメリカンビレッジ内にあります。
アメリカンビレッジの敷地が広く、お店はその奥の方にあるので、ちょっと遠く感じるかもしれません。
店内は、広さの割に座席数が少ないのでゆったりした空間使いでした。
那覇市内からバスでタイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)に行く方法
安室奈美恵さんのデビュー25周年沖縄凱旋ライブに行くために沖縄に行ったのですが、その翌日はノープラン。
ライブに一緒に行った友人は2人とも朝早くそれぞれ次の目的地へ行ってしまったため、私は1人ヒマに。。
そこでかねてから気になっていた北谷のタイムレスチョコレートを訪れてみようかなと思い、バスで行けないか調べた次第なわけです。
沖縄県内のバスを調べるサイト「ちゅらバス@なび」で検索(とっても便利!)
調べる段階で知った、沖縄県内のバスを調べるサイト「ちゅらバス@なび」がとても便利でした!
- 目的地付近にバス停がないか?を調べる
- そのバス停を通るバスの系統を調べる
- そのバスの時刻表を見る
- 目的地到着予定時刻と運賃を見る
といったことが1つのサイトでできます。
しかもバス会社別ではないので、沖縄県内を走るあらゆる路線バスを検索することが可能。
サイト内で項目をひとつひとつずつ調べていくのでちょっと手間はかかりますが、最終的に欲しい情報を1つのサイトで集めることができます。
このサイトとゆいレールの時刻表を使いってどう移動すればいいかを調べ上げ、以下ような旅程で行ってきました。
- 10:30、ゆいレールでおもろまち駅へ
- 10:40、おもろまち駅前広場からバス【228系統/読谷バスターミナル行き】に乗る
- 11:27、最寄りバス停/桑江に着く(運賃640円・後払い)
- 14:36、桑江から【120系統/那覇空港行き】に乗る(運賃790円/後払い)
- 15:50、那覇空港着
- その後飛行機チェックイン、羽田空港へ
バス移動、結構快適!でも遅延注意
228系統はおもろまち駅前広場が始発のバスです。
おもろまち駅前広場から桑江まで33個のバス停があるのですが、半数は止まらずすいすい行きました。
でもなぜか、桑江の到着予定時刻より遅れていました。
そして、帰りのバスもまったく時刻通りに来ませんでした。さすが沖縄時間!?(笑)
帰りに乗った120系統は、国際通りに行くのに便利な路線バス
帰りは、120系統に乗りました。
- おもろまちに戻るなら→228系統
- 国際通り・空港に行くなら→120系統
という感じです。
空港に着いた際は、JAL側とANA側それぞれ止まってくれるので便利でした^^
バスは、ぴったり運賃を払わなくてはいけないので注意
バスの運賃は後払いで、おもろまちから桑江までは640円でした。(帰り、桑江から空港までは790円)
運賃を支払うときに注意したいのが、ぴったり金額を入れなくてはいけないという点。
10円のお釣りも出ません。(実際やってしまった・・・)
なので、ぴったり持っていないときは、支払い前に両替をします。
また、大きいものは1000円札紙幣までしか両替ができないので、高額紙幣しかない!ということがないように気をつけてください〜。
最寄りのバス停から10分ほど歩いてタイムレスチョコレートへ。
バス停/桑江からタイムレスチョコレートの店舗までは徒歩10分ちょっとあります。
バス停からお店が入っているアメリカンビレッジ(美浜タウンリゾート)の敷地までは2,3分なのですが、タイムレスチョコレートは敷地の奥の方にあるので少し歩きます。
途中にビーチがあるので、海を眺めに寄り道。いい天気でした。
タイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)で使った金額
今回のタイムレスチョコレートの訪問で食べた/買ったものは4点。
- チョコレートドリンク(ICE)
- チョコレートケーキ
- コロンビア産カカオ豆の板チョコ
- “生”黒糖ボンボンショコラ
これらの合計金額は2592円、以下のような内訳です。
金額 | |
チョコレートドリンク | 648円 |
チョコレートケーキ | 648円 |
コロンビア産カカオ豆の板チョコ | 918円 |
“生”黒糖ボンボンショコラ | 378円 |
東京よりはお安かった・・・かな。
お店入ってすぐに、各商品が並んでいるので、目移りしちゃいます。
ひととおり商品を眺めたあと、まずはカフェで食べるものを選定しました。
タイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)で食べたもの
タイムレスチョコレートの店内で食べたものは、チョコレートドリンクとチョコレートケーキ。ダブルチョコレート攻めです。
ケーキ以外の焼き菓子なども、店内で食べれるそうです。
チョコレートドリンクは爽やかに飲める味
ドリンクメニューはチョコレート系とコーヒー系がメインでした。
その中で定番のチョコレートドリンクをチョイス。
フラッペのB.T.Bチョコレートと迷ったのですが、店員さんに「チョコレートケーキと一緒なら重いかも」と言われたので、素直にチョコレートドリンクにしました。
チョコレートドリンクは、酸味のあるチョコレートを使っているので爽やかなお味。
私はどちらかというと濃厚〜なチョコレートドリンクを好むのですが、これを飲んで、さっぱりしているのもすいすい飲めてアリだなと思いました。
さっぱりしているけど「薄い」とは違うんですよね~。
チョコレートケーキは後味すっきり
チョコレートケーキは、ガーナ、キューバ、ベトナムのチョコレートを使用しているそうで、タイムレスチョコレートの定番ケーキとのこと。
生地に特製のシロップを塗ってあるので、食べるとチョコレートの味あとにほわんとシナモンやレモン、ジンジャーの香りがやってきます。
だから爽やかな後味なのだと思いますが、もしかしたら好みが分かれるかもしれません。
ということでどちらも爽やかな味で、飲み物にもケーキにもチョコレートを選んだのに、重くありませんでした^^
では次はメイン商品である板チョコレートのレポをします!
タイムレスチョコレートの板チョコの特徴
タイムレスチョコレートの板チョコラインナップは4種類。
ここのチョコレートの特徴は、原料に使用するお砂糖にこだわっていること。
沖縄のサトウキビにこだわって作るという思いから、この地でのチョコレート作りを続けているそうです。
ということで、お店入ってすぐのところに、使っている砂糖が置いてあります。
使っているのは多良間産の純黒糖と喜界島の島ザラメ。どちらも試食できます。
ザラメが美味し~いです^^
島ザラメを使ったチョコレートは、製造工程の最後にも砂糖を加えている
おもしろいなと思ったのが、島ザラメを使ったチョコレートは、ザラメの食感を残す作り方をしているということ。
チョコレートの製造工程に「コンチング」という、チョコレートと砂糖を混ぜて練る作業があり、通常はコンチングの段階でお砂糖全量を入れるのですが、タイムレスチョコレートではコンチング時にすべての砂糖を入れず、コンチング後にも少し加えることでザラメが残るようにしているとのことです!
チョコレートの食感がなめらかであるほどいいものであると思われるところを、あえて砂糖のザラザラを感じるように作っているということですね。
これはなかなか珍しいかと思います。
他のチョコレート専門店で、「カカオ豆を粗挽きにしてその食感を感じるようにする」というところはありますが、お砂糖の食感を残しているところは初めてです。
さて、それぞれの板チョコレートの特徴ですが、試食した限りではありますが、
- ガーナ:食べやすい味。なじみのある味
- キューバ:説明にもある通り、確かにすこしラム酒のようなアルコール感を感じる
- ベトナム:酸味はっきり。あぁベトナムだ・・って感じ
- コロンピア:酸味あるけどクリーミー感も感じる。カカオハンター小方真弓さんが手がけるカカオ豆を使用
という感じでした。
キューバのアルコール感が興味深かったのですが、ザラメを使ったものが欲しかったので、購入は別のチョコレートにしました。
ということで、次は買ったものを紹介します!
タイムレスチョコレートで買ったもの
帰ってから食べようと購入したものは2点、板チョコレートと”生”黒糖ボンボンショコラ。
板チョコレートはカカオ豆の産地によって値段に幅があるのですが、悔しいことにいちばん気に入ったものは値段が一番上でした(笑)
一番値段が上なのは、カカオハンター小方真弓さんのカカオ豆を使っているからかもしれませんね。
板チョコレートの中身は
袋を開けるとかわいいミニチュアチョコレートが!
袋のなかには、個包装の板チョコレートが6個と説明書きが入っています。
板チョコレート1枚で販売しているお店が多いなか、珍しいです。
さらに個包装の包みを開けると、かわいいミニチュアチョコレートが出てきます!
小さく割って食べると、最初カカオの香りが口に広がり、後味に砂糖のやわらかい甘みとザラメ感がやってきます。
私はガツッと来る酸味よりも、コーヒーっぽいクリーミーさが好きなのでこちらの板チョコレートは結構お気に入りです^^
ザラメ感がちょっとやみつきになりそうで、あっという間に半分(3個)食べてしまいました・・しまった。
“生”黒糖ボンボンショコラのお味は
“生”黒糖ボンボンショコラは、沖縄だからこその商品を作りたいと思ってできた商品だそうです。
説明書きによると、
自然栽培で育ったサトウキビを手刈りし焚き上げた純”生”黒糖をガーナ100%のチョコレートで包んだボンボンショコラ
だそうです。
写真は少し暗くなってしまいましたが、ゴツゴツしていて、トリュフっぽい見た目。
なので、一般的に思い浮かべるボンボンショコラとは少し姿が違うかもしれません。
お味はというと、確かに黒糖の味をしっかり感じられるボンボンショコラです。
ただ、余韻が広がるような感じではないので、あっという間に黒糖は姿を消していまいます。
こうして食べたり買ったりしてみると、全体的にどこか「珍しい」ところがあるのがタイムレスチョコレートの特徴かな?と個人的に思いました。
いい意味で、変化球を楽しめるお店な気がします!
まとめ
いかがでしたか。
今日は、沖縄・北谷にあるタイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)についてお伝えしました。
アメリカンビレッジ自体にも色んなお店やイオンが入っているので、食事やおみやげ購入もでき、意外と使い勝手がいい場所かもしれません。
よかったら参考にしてください~!
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