
こんにちは、ショコラティエのきょうこ・ボンボンショコラ専門のチョコレート教室をやっています。
今日は、ボンボンショコラ6回コースレッスンに参加してくださったナツコさんから感想を頂いたので、ご紹介します!
ナツコさんは職場の応援が心強く、いろんな感想をもらいながら上達していきました!
私のチョコレートレッスンに通うきっかけは何でしたか?
ナツコさんはお菓子作りが好きで、他のお教室に行ったり単発講座に参加したりと活動的!
お菓子の中でも特にチョコレートが好きだからテンパリングをやってみたいと思っていたけど、今まで参加したレッスンではテンパリングはデモンストレーションのみだったそう。
そんなとき、先輩が検索してくれ、わたしのレッスンを見つけたようです。
ピエールマルコリーニみたいなのが作れるじゃん!
と、職場の方々からは、ハート型のチョコレートが作れることがポイントになったそうです。
1年とかではなく、6回の中にハートチョコのレッスンが入っているのが信じられない!
パンのレッスンでいったら、クロワッサン的なポジションだよ、あれは!
と職場会議のなかで疑われていたそうです。
・・・4回目でちゃーんと赤いハートのチョコレートのレッスンが出てきますよ!
ナツコさんがレッスンを受ける決め手となったもの
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- テンパリング=難しいというイメージだけど、やってみたい!
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- 色付きのハートに挑戦したい!
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- チョコレートをいっぱい食べたい
1回目~3回目のチョコレートレッスンの振り返り
1回目のレッスンで、ナツコさんはこんなことにびっくりしたそうです。
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- チョコレートムースの仕上がりの差にびっくり(ザラザラ・・・)
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- 温度計使わずにテンパリングをやることに衝撃!
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- 今までのレッスンで1kgもしくはせめて500gのチョコがないとテンパリングはできないと言われたのに、嘘だったのか・・・
1回目、チョコレートムースの仕上がりの差にびっくり
1回目のレッスンでは乳化をしっかり体得して頂くため、ボンボンショコラ32個のほかにチョコレートムースも一緒に作ります。
そのとき、ナツコさんはわたしが作ったものとの食感の差に驚いたそう。
きょうこさんのと比べると、自分のムースの食感がザラザラ。
今考えると乳化が足りなかったのがわかるけど、あのときはびっくりしたなぁ
プレーンのボンボンショコラと、ミルクチョコレートのボンボンショコラの2種を作るのですが、コーティング(仕上げ)は20個くらいが限界でしたね。
今となってはナツコさんはコーティングもお手のものですが、当時は代わってくれ・・・とSOSがありました。
まぁ、いきなり32個のコーティング作業って、鬼だよね。ごめんなさい~!
2・3回目:転写シートって素晴らしい
2回目のレッスンは、コーヒーのボンボンショコラ&紅茶のボンボンショコラ、3回目はバニラのボンボンショコラ&ラム酒のボンボンショコラに挑戦。
- コーヒーや紅茶をチョコレートに活かすポイント
- お酒くさくないのに味はしっかりするラム酒のボンボンショコラの作り方
ベースとなるプレーンのボンボンショコラをアレンジしていきます。
転写シートの貼り方を変えたり、ストラクチャーシートという凹凸がつけられるものに挑戦したり・・・少しずつ変化をつけていきます。
2回目はコーティング32個、頑張りました!
転写シートにテンションが上がって色々使ったら、職場から「どれがどの味かわからん!」と苦情が来ました(笑)
色々選びすぎちゃった!
レッスンでは季節に合わせて種類豊富に転写シートを用意しているので、それを選ぶのも楽しみのひとつ。
1回目~3回目のナツコさんの作品
ナツコさんのレッスンでの作品はこちら!
1回目、テンパリングから頑張りましたね~。
2回目は、凹凸をつけられるストラクチャーシートに挑戦!
転写シートも、「メリークリスマス」と描いてあるものを使ったりして、季節感を楽しみました。
3回目はガナッシュを切るのも慣れてきて、形がきれいになってきました。
柄はより冬らしく^^
落ち着いた配色にしましたが・・職場ではどれがどの味かわからない事件が起きたそうです(笑)
4回目~6回目のチョコレートレッスン振り返り
4回目にはいよいよハートチョコの登場!
3回目まで特訓した、ボンボンショコラの作り方とは異なるものに挑戦していきます。
- 4回目:赤いハート×ラズベリー味
- 5回目:黄色いハート×パッションフルーツ味
- 6回目:プラリネとシャンパントリュフ
を作りました^^
4回目の赤いハートがダントツ人気!職場で絶賛!
赤いハートに入っていたラズベリーガナッシュがレッスンの中でいっちばん美味しかった!
職場でダントツ人気だったのが、この赤いハートのボンボンショコラとのこと。
4回目のレッスンはそれまでのボンボンショコラの作り方とまったく違うやり方になるのですが、ナツコさんは最初から楽しかった!と言ってくださいました。
ちなみにそれまでのレッスン同様、赤いハート型のボンボンショコラもイチからご自身でやって頂きます。
ちょっとしたコツで、チョコを食べたときにフルーツの味が続くんですよ!
5回目:黄色いハートのボンボンショコラ~ビターチョコ以外のテンパリングに挑戦!~
5回目は黄色いハートにアレンジ。
中身はパッションフルーツとホワイトチョコレートのガナッシュです。
5回目は、ホワイトチョコレート&ブロンドチョコレート、つまりビターチョコレート以外のテンパリングに挑戦。

赤いハートに続き、黄色いハートを見て職場の方々は
とほめてくださったようです。
ナツコさんはまわりからの感想をたくさんもらって、どんどんテンパリングやチョコレートの扱いが上手になっていきました!
この頃はバレンタインシーズンだったので、チョコレート談義にも花が咲きました^^
6回目:アーモンドプラリネのボンボンショコラ
6回目はアーモンドプラリネを。
職場の方々からは、
と1回目の写真と比較しながらほめられたそうです(笑)
おまけでシャンパントリュフも作っちゃいました。
フリーレッスンの振り返り:
6回のコースレッスンを終えると、フリーレッスンとして好きなものを作るレッスンを3回入れることができます。
ナツコさんが選んだのは、
- カシスガナッシュとキャラメル
- ピンクのハート×いちごガナッシュ
- クグロフ型×はちみつガナッシュ
です。
フリーレッスンでの作品
フリーレッスンでは、作ってみたい味をレシピを考えながら挑戦することもできます。
ナツコさんが選んだのはカシス味のガナッシュ。
ラズベリーやパッションとはまた違う仕上がりになるので、驚いてました。
ピンクのハートは自分で色を調合して作ります。
フリーレッスンでは、6回のレッスンでやらなかったことも取り入れて内容を決めていきます。春先に作ったので、季節に合ったボンボンショコラとなりました^^
最終回はハート以外の形に挑戦!ハート型とはまた使い心地が違うのですが楽しんで作りましたね!
(※クローバーは私が作ったもの)
中身ははちみつのガナッシュなのですが、少しクセのあるはちみつを使うことでチョコレートに負けないようにします。

最後に
ナツコさんの感想をまとめると、
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- ガナッシュを切るのが大変だったけど、楽しかった!
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- テンパリングがわかって楽しい
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- ともかくチョコが好きだからチョコを触っている時間が楽しい
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- こんなにチョコを作ることは自分1人ではできない!

と先輩方から言われるそうです。(嬉しい)
ところで、レッスンでは試食もたくさんした私たち。
なんと、先輩がボンボンショコラを差し入れしてくださったことも!
その後職場内でナツコさんがチョコレートレッスンを受けていることが有名になり、後輩の女性もパティスリーのボンボンショコラをくださいました。
心強いスポンサーの方々・・・
この場を借りてお礼申し上げます。
どちらも参考にしたい味があったので、近々再現できるよう頑張ります!!
私とナツコさんはチーズケーキ味のガナッシュを作りたく試作に挑戦しました・・・が、その完成形は持ち越し中。
ナツコさんも来シーズンリピートしてくださるとのことで、アドバンスコースでやりましょう!
おーしまい!