
こんにちは、ショコラティエのきょうこです。ボンボンショコラ専門のチョコレート教室をやっています。
私はチョコレート教室を主宰していますが、いったいどういう風にレッスンするのか、、
デモンストレーションが多いのか、2人1組だったりするのか、はたまた先生が手伝うことが多いのか、、これらの違いによってレッスンの特徴が大きく異なってきます。
ということで今日は、1粒革命チョコレート教室 Atelier Kyon-chocolateのボンボンショコラレッスンの実際の流れや雰囲気を紹介します!
先に結論を言うと、1人1台作ります。
テンパリング作業はデモンストレーションでお伝えしますが、それ以外は私が手伝うのは極力避け、皆さんご自身で仕上げてもらうことを重要視しています。
今回レポするレッスンでも、皆さん頑張りましたっ!
こんな感じでレッスンしてるというのが伝われば嬉しいです^^
ではさっそく行きましょう~!
レッスンで作ったボンボンショコラのレシピも当サイトに掲載しています。
[kanren url="https://kyonchoco-wine.com/bonbon-chocolat/"]読みたいところに飛ぶ!
チョコレートレッスン1、参加者4人全員チョコレート作りは未経験!完成はどうなるか!?
今回のレッスン風景撮影にご協力頂いた、Mさん、Sさん、Yさん、Kさん。
ほとんどの人がバレンタインに手作りチョコをプレゼントしたことはあるものの、ちゃんとした作り方をするのは初めて。
ということでどんな完成になるか!?ドキドキでした!
挨拶とみなさんのお名前を紹介したあとさっそく、材料と全体の流れを説明します。
材料はシンプルに4つ!
ボンボンショコラのレシピ記事にも書いていますが、プレーンのボンボンショコラの材料はたったの4つ!
- チョコレート(カカオ分55%)
- 生クリーム(36%)
- 水あめ
- バター
実にシンプルでしょう!
ここから、材料を足し引きして色んな味のチョコレートを作り、バリエーションを広げています。(それを実践するのが3ヶ月コースです^^)
ちなみに今回は少しオトナな仕上げにしようということでラム酒を入れました。
ラム酒も、入れるタイミングが先か?後か?で味が大きく変わってくるんですよ〜!
レッスン全体の流れはこんな感じ!
レッスンでは以下のような流れでボンボンショコラを1人16個作ります。
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固めている間に、転写シート(模様)選び
[/flow] [sankaku][/sankaku] [flow]
テンパリングのデモンストレーションと、
下塗り・カット(16等分)
[/flow] [sankaku][/sankaku] [flow]コーティングの説明と実施、
仕上げして箱詰め
[/flow]材料がシンプルな分、作り方がとっても重要。
なので丁寧に、熱く!説明します。
チョコレートレッスン2、まずはガナッシュ作りで「乳化」のポイントを押さえる!
ガナッシュとは、ボンボンショコラの中身のこと。
このガナッシュを作る過程はレッスン中の1、2に入る重要ポイントです。
ショコラを食べた時に、口当たりがザラザラだと、どんなに素敵な見た目でもがっかり。
これを回避するために、「混ぜ方」をしっかり押さえます。
- 泡立て器は垂直に持ち
- 小さな円を描くように混ぜる
- 生クリームは3回に分けて加える
この3つをしっかり守って混ぜていきます。
そんなに混ぜ方指定されると難しいと思うかもしれませんが、パウンドケーキなどにも応用できる混ぜ方なのであります。
皆さん、慎重に・・・混ぜていました。
なので、見事ツヤツヤ〜に^^
混ぜたあと、バターを入れるタイミングもひと工夫
生クリームとチョコレートを混ぜたあとにバターを加えます。
しかしすぐに加えず、タイミングをひと工夫。
タイミングを気をつけることで、口に入れた瞬間にとろけるくちどけを作ることができます。
なぜすぐに入れちゃダメなのか?も、レッスンにて熱く解説しますよ(^^)
ちなみにバターは、全体の味をやわらげる役目も果たしてくれます。
今回ラム酒を加えたとお伝えしましたが、実は、バターを入れる前に味見してもラム酒の味が強くて「まずいっ」となるんです(笑)
しかし、バターを入れることでラム酒感が一気に調和されます。
こういうバランスを考えていくのもチョコ作りの楽しさのひとつ^^
バターを入れたあとは皆さん味見が止まりません!
さて、バターがダマで残らないように気を付けて混ぜたら、型に流して固めていきます。
スケッパー(カード)を使って、平らにならしていきます。
チョコレートレッスン3、ガナッシュ固めている間に転写シート選び
ガナッシュ完成後、冷凍庫で固めます。
その間に皆さんにどの転写シートを使うか選んでもらいます。
たくさんの種類を用意しているので目移りしてしまいますよ・・・
今回は4粒入りの箱を用意していたので、どのように組み合わせるかも考えながら転写シートを選んでもらいました^^
なおこの選び中にコーヒーを淹れたのですが、私が水の分量を間違えてしまい、スーパーアメリカンになってしまうというハプニングが発生しました(笑)
そんな笑い(?)も交えつつ、チョコレート作りをしています。
チョコレートレッスン4、テンパリングの説明&カット!慎重に切ります
しばし休憩したあとは後半の仕上げのパートに入ります。
まずはテンパリングの説明。
ここの部分はデモンストレーションですが、近くで状態の変化をしっかり見てもらいます。
というのも私は、温度計は使わず状態の変化で判断しているからです。
はっきりとわかる状態の変化に、「すごい!全然違う状態だ!」とみなさん驚いていました。
ふふふ。この説明が楽しいのです^^
テンパリングを取ったあとは、各自カット作業。
テンパリングがきちんと取れているチョコレートは常温で固まり始めるので、皆さんにはちょっと急いでもらいます!
チョコレートレッスン5、いよいよ仕上げのコーティング!私も参加者もドキドキっ
カットしたあとはいよいよコーティング!
見た目に影響するので、ドキドキする部分であります。
レッスン中、私も一緒にボンボンショコラ作っているので、まずは私がコーティングのデモンストレーション。
デモンストレーションを見てみなさん目がテンになるところですけど、頑張ってもらいます!
もちろん私はそばで見ていますからね^^
緊張する工程ではありますが、より良い仕上げにするため急ぎます!
ちょっとチョコまみれになりますけど・・・美味しいチョコのため!
「ギャー」とか「やった!」など、様々な声が飛び交っていました(笑)
チョコレートレッスン6、チョコレート作り未経験でもここまでできました!
コーティングに心が折れたら私も手伝いますよ~!と一応お声がけをするのですが、今回皆さんご自身で頑張ってくれました!
みなさんの作品はこちら^^
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一部、形が崩れて「経営破たんしたみたい!」なんて叫び声もあがりましたが(笑)、初めてにしてはちゃんと仕上げることができて素晴らしいと思います^^
転写シートでストーリー作り(妄想)をした参加者も!
転写シートは本当に様々な柄があり、それで季節を表すこともできるのが楽しいところ。
そしたら「出会い」というテーマでうまくストーリーを作った参加者さんがいたので紹介します。
Sさんの作品で、こちら。
左上からスタート。
- 秋に出会い
- ハロウィンを一緒に楽しみ
- クリスマスを過ごし
- 春(ハチ)で実を結ぶ
だそうです!
こういう使い方もありだなぁと勉強になりますね(笑)
こんな感じで、皆さん無事ボンボンショコラを仕上げることができました!
まとめ
いかがでしたか。
今日は、実際のレッスンがどんな感じか、その流れや雰囲気についてお伝えしました。
私のレッスンは、
- しっかり作る工程を楽しみたい
- プロのようなボンボンショコラを作りたい
- なぜそうするのか?を交えた作り方の説明を聞きたい
という方にぴったりのレッスンです。
11月から6回コースが、12月からは単発レッスンが始まりますので、この雰囲気を参考にレッスンに遊びに来て頂けたら嬉しいです!
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