チョコレートの冷蔵庫保存はダメ?常温にすべきか&保管方法解説

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神奈川県川崎市でチョコレートレッスンを開催しているきょんちょこです。

このページでは、チョコレートの保存方法について解説していきます。

きょうこ
きょうこ

冷蔵庫保存はダメなの?常温保管?そんな疑問を解決します!

目次

チョコレートの冷蔵庫保存はダメなのか

チョコレートはどこで保存するのが正しいのか、よくわからんですよね。

結論からいうと、冷蔵庫保存がダメということはないです。

ただ、いつでも冷蔵庫に入れる必要はなく、気温が20℃を切っている季節は常温保管でOK。

きょうこ
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なぜ20℃が基準かというと、チョコレートに含まれる「ココアバター」という結晶は20℃以下なら溶けないため、チョコレート自体も溶ける心配がほぼないからです。

チョコレートを冷蔵庫に入れる際は湿気と匂いがチョコレートに移らないよう、梱包に気を付けましょう。

梱包のポイントはこちら↓

チョコレートを冷蔵庫保存するときのポイント
  • まずラップでパッケージをぐるぐる巻きにする
  • タッパーまたはジップ付き袋に入れる
  • 冷蔵庫内の比較的温度差が少なそうなところに置く

お弁当などを入れる保冷バッグに入れるのもあり◎

頻繁にチョコをつまんだりしたい場合はラップでぐるぐる巻きにしなくても良いですが、タッパーやジップ付き袋もしくは保冷バッグに入れてから冷蔵庫にしまってくださいね。

きょうこ
きょうこ

チョコレートの保存において、敵は「湿気と匂い」です!
この2つに気をつけて保存すれば美味しく食べれます!

チョコレートの野菜室保存はあり?

野菜室は冷蔵庫ほど温度が高くないのでその点ではチョコレートの保管に向いていそうですが、冷蔵庫の機種によって湿度がかなり異なるようなので、お手持ちの冷蔵庫を要確認です。

(一般的には20~50%とのことですが、高湿度機能付きだと湿度60~90%になるとか)

チョコレートは湿気を嫌うので、できれば湿度の低いところで保管したいところ。

通常の野菜室でも、野菜から出る湿気でより湿度が高くなる可能性があるのでわたしの考えとしてはあまりおすすめできません。

きょうこ
きょうこ

チョコレートを保存する際は湿度65%程度が理想です。湿気大国日本では難しいときもありますが…!

ボンボンショコラの保存は冷蔵庫or常温どっち

ボンボンショコラの場合、冷蔵庫保存と常温保存、どちらが望ましいでしょうか。

これはチョコレートの保存とおなじく、気温が20℃を切っていれば常温、20℃を超える季節なら冷蔵庫保存、と判断します。

バレンタイン時期など寒い季節は、暖房が当たらないところを選んで常温保存で。

わたしの場合、玄関先に靴箱以外の収納棚があるのでその収納棚にチョコを保管しています。

玄関先でコソコソとチョコを出しつまんでいます。笑

ご自宅の、比較的気温が低くて日が当たらない場所を探してみてくださいね。

なお、ボンボンショコラの場合、長期保存するなら冷蔵庫よりも冷凍庫がおすすめ。

ショコラの時が止まって、3ヶ月〜半年くらいは保存可能です。

冷凍保存するときも、先ほどお伝えした「冷蔵庫保管のポイント」と同じ要領で保存します。

冷蔵庫から常温に出したら溶ける?結露の原因は

冷蔵庫に保存したチョコを常温に出した際、真夏でなければ溶ける確率はそこまで高くないです。

ただ、チョコレートは急激な温度変化を嫌うので、冷蔵庫から常温に移した気温差により水分(結露)が出てチョコがベタつき、溶けたように感じることがあるかもしれません。

結露の原因

チョコレートに結露がつく原因は温度差です。

考えられる原因は

  • 冷蔵庫の中でも温度が低い場所に保管していた
  • 常温に出したとき、気温が高かった

あたり。

きょうこ
きょうこ

結露が出ても問題なく食べれます。

とはいえ極力結露は出したくないので、徐々に保存温度を上げていくようにするのが望ましいです。

冷蔵庫の温度が低いところ→そこまで低くないところ→常温

みたいな感じですね。

冷蔵庫には、やけに温度が低いところと、そこまで冷えないところがあるはずなので、説明書を確認してみてもいいでしょう。

要冷蔵チョコレートの保存はどうする?

ところで、チョコレートの商品によっては「要冷蔵」と書いてあるものもあります。

その場合は、冬でもその指示に従って冷蔵庫保管するのが安心です。

冷蔵保存する場合は、前述の「冷蔵庫保管のポイント」をご参考に。

おすすめのチョコレート保管場所

ここまでで冷蔵庫or常温という視点でチョコレートの保存方法をお伝えしましたが、わたしの経験上、冷蔵庫以外で良いと思ったチョコレート保管場所をご紹介します。

夏場はさすがに冷蔵庫に入れますが、それ以外の季節に重宝するのが

  • クーラーボックス
  • ワインセラー
  • 床下収納

この3つです。

床下収納は家によってあったりなかったりするので置いておいて、クーラーボックス&ワインセラーはなかなか重宝しました!

クーラーボックス

キャンプやバーベキューに持っていくようなマジのクーラーボックスは外気温の影響を受けず、内側が意外とひんやりしているので、チョコの保存に便利!

クーラーボックス内に保冷剤を入れる必要はなく、チョコを入れたら日の当たらない場所にクーラーボックスを置いておきます。

真夏はさすがに厳しいですが、それ以外の季節は使えますよ◎

↓わたしが使っているメーカーはこちら(コールマン)


ワインセラー

ワインセラーもチョコレートの保管に重宝しています。

20℃以下の温度に設定できるほか、湿度が70%程度なのでチョコの保管にちょうどよいです。

まとめ

このページではチョコレートの保存方法について解説しました。

まとめると

  • チョコレートの冷蔵保存はダメではないが、気温が20℃切っている季節は常温保管でOK
  • 冷蔵庫に保管する場合は臭い移りや湿気に気を付けて保存する
  • 野菜室保存は、わたしの見解ではあまりおすすめではない
  • クーラーボックスの保存が意外といい感じ!(真夏以外)

といった内容です。

参考にして頂ければ嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

空港で約7年働いたのち、まったく異なる大手料理教室へ転職し、料理・ケーキ講師の経験を積む。
それと並行してチョコレートを学び、現在は神奈川県川崎市でチョコレートレッスンを開催。
好きな場所は宮古島とパリ、得意技は美味しそうに食べること・気持ちよさそうに眠ること。
詳しいプロフィールはコチラ

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