チョコレートの砂糖や油分の量はどのくらい?原材料の割合を解説
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チョコレートの中のお砂糖や油分の割合ってどのくらいなの?

チョコレートの中のカカオマスとカカオバターの比率はどのくらい?

ボンボンショコラ専門のチョコレート教室の仙田きょうこ(きょんちょこ) です。

チョコレートに使われるおもな材料はカカオマス・ココアバター・お砂糖、あと必要に応じて乳製品あたりですが、その割合については、メーカーや生産国、商品によって異なります。

しかしチョコの種類別に目安はあるので、この記事では、

  • チョコレートの中に含まれるお砂糖や油分の量はだいたいどのくらいなのか

を解説していきます。

ビターチョコ・ミルクチョコ・ホワイトチョコ別に割合を示していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

それではいきましょう!

この記事はここを参考にして書きました
  • チョコレートメーカーの講習会に参加した際に教えてもらった内容
  • 商社に問い合わせて得た、原材料割合のデータ
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ビターチョコレートの砂糖や油分の量はどのくらい?

ビターチョコレートはおもにカカオマス、砂糖、ココアバター、あと必要に応じてレシチンやバニラ香料などを添加して作られます。

(といっても添加物はそれぞれ1%未満のことがほとんど)

別の名前でスイートチョコレートとかブラックチョコレートと呼ばれることもありますが、同じものです

そのうち、

  • チョコレートにおけるカカオの量は40%~60%
  • 砂糖は30%~45%のことが多い
  • ココアバターの追油は10%~20%
  • よって、油分の割合は50~80%(高いものは100%というのも存在する)

が目安の割合です。

その割合をグラフに表すとこんな感じです。

*レシチンやバニラ香料はそれぞれ1%未満のことが多いので割愛しています
きょうこ
上記グラフの「ココアバター(追油分)」は流動性を高める・カカオマスの苦みを和らげるなどの目的でいれます。

同じビターチョコでも、

  • ビター風味を強調するのか
  • 甘めの味にするのか
  • 流動性を高くするのか

など目的によって原材料の割合は前後します。

よって、同じ「カカオ70%ビターチョコ」だとしても原材料の割合は同じとは限りません。

例えば、以下のような感じです。

なお、カカオ分が70%→80%などに上がるとお砂糖がその分少なくなることがほとんどですので、甘みも減ります。

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ミルクチョコレートの砂糖・油分の量はどのくらい?

ミルクチョコレートのおもな原材料はカカオマス・砂糖・ココアバター・乳製品。

添加物はレシチンやバニラ香料のことが多いです。

(といっても添加物はそれぞれ1%未満のことがほとんど)

割合の目安としては

  • 砂糖の量は40~45%
  • カカオ分は追油分あわせて30%~40%程度
  • ミルク分は20~30%くらい

です。

一例として図にするとこんな感じです。

ミルクチョコレートって甘みの強いもの・ミルク感がはっきりしているもの・カカオの味が感じられるものと分かれますが、それぞれ原材料の割合が影響しているんですね。

きょうこ
しかし、ミルクチョコレートはだいたいの場合、お砂糖が一番多く入っています。

おすすめのミルクチョコレート

わたしは甘すぎないミルクチョコレートを求めて、気になるものを試してきました。

その結果、たどり着いたのは、

  • 甘さ許容範囲の、カカオバリーピストールラクテ(カカオ38%)
  • 他商品より甘さ控えめのヴァローナ社グアナラ・ラクテ(カカオ41%)

レッスンではおもにこの2つを使っています(*^^*)

\本日は楽天ポイント5倍セールの日!/
楽天市場
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ヴァローナのグアナララクテはざっと調べたところこちらが最安値でした。

気になるようでしたら商品ページ見てみてくださいね。


ホワイトチョコレートの砂糖・油分の量はどのくらい?

ホワイトチョコレートのおもな原材料はココアバター、砂糖、乳製品(全粉乳や脱脂粉乳など)。

そこに乳化剤やバニラ香料が添加されることが多いです。(といってもそれぞれ1%未満のことがほとんど)

ミルクチョコレートやビターチョコレートと異なり、カカオマスが使われていないので白色(またはクリーム色)をしています。

割合としては、

  • お砂糖が45%くらい
  • 乳製品が25%程度
  • ココアバターが30%前後(25~40%くらい)

が目安。

ですが、ミルク感や甘みがしっかりあるもの・流動性が高いものなどいろいろあるので、割合のパターンを2つ示しておきますね。

ホワイトチョコレートはカカオマスが入っていないので、油分=ココアバターの量となります。

ココアバターは無味無臭なんですが、たくさん入っていたり品質がイマイチだと「あぷらっぽい味」を感じます。(胸やけしそうな感じになる)

ホワイトチョコレートはカカオマスが入っていない分、味は、砂糖・ココアバター・乳製品の割合に左右されます。

きょうこ
材料のバランスが取れているホワイトチョコは美味しいですよ!

食べる用ではリンツのホワイトチョコ・製菓用ではヴァローナのオパリスに出会ってから、ホワイトチョコが少し好きになりました。

おそらくそれまでは、砂糖の量が多いホワイトチョコばかり食べていたんでしょうね・・・

おすすめのホワイトチョコ

上記でも書きましたが、美味しいと思ったホワイトチョコ派食べる用だとリンツ、製菓用ではヴァローナのオパリスで、この2つはおすすめ。

リンツのホワイトチョコは材料のバランスが取れていて美味しいです。

ヴァローナのオパリスは甘すぎず(一般的な割合より砂糖が少ない)、そしてきれいな白色ですのでガナッシュ・型抜きにおすすめ!

この商品だよというリンクを貼っておきますので、興味あれば見てみてください。


まとめ

理由は、ホワイトチョコレートはチョコレートなのか?いう記事を見てみてくださいね^^

まとめ

この記事では、チョコレートに含まれる砂糖・油分の量の目安をお伝えしました。

まとめると、砂糖の量に関しては

  • ビターチョコレートの砂糖の量はだいたい30%~45%
  • ミルクチョコレートの砂糖の量はだいたい40%~45%
  • ホワイトチョコレートは45%

油分の量に関しては

  • ビターチョコレートはだいたい50~80%
  • ミルクチョコレートは30~40%
  • ホワイトチョコレートは25~40%

です。

商品によってこの範囲内におさまらないこともありますが、目安として参考になれば嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました!

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