ホワイトチョコはチョコじゃない?原料/カカオ入ってるか/まずい理由も
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ホワイトチョコってチョコじゃないの?カカオは入ってる?

ホワイトチョコレートの原料をおしえて!

↑当記事ではこんな疑問にお答えします。

いわゆる一般的なチョコレートとは色も味も違う、ホワイトチョコ。

チョコなの?チョコじゃないの?原料は何なの?と気になりますよね。

先に結論を言うと、日本チョコレート・ココア協会の規定によれば、ホワイトチョコもチョコの一種です。

  • ではなぜ、ホワイトチョコはチョコと言えるのか?
  • ホワイトチョコにカカオは入っている?

について、続きで詳しく解説します。

ホワイトチョコがまずいと思う理由についても説明しますので、続きを読んでぜひ参考にしてください。

それではいきましょう!

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ホワイトチョコはチョコじゃない?

ホワイトチョコがチョコなのか・チョコじゃないのかという件については諸説ありますが、公式の規約によるとホワイトチョコは立派にチョコの一種に分類されています。

つまり「チョコじゃないわけではないです。

公式の規約とは「チョコレート類の表示に関する公正競争規約(以下、表示規約)」のことで、ここでチョコに関するいろいろな基準が定められています。

この表示規約では、以下の基準でチョコレートかどうかを分類しています。

  • カカオ分が全体の重量の35%以上
  • ココアバターの重量が18%以上
  • 水分が3%以下

「これらの基準をクリアしているものはチョコレートと名乗れるよ」と表示規約では言っています。

ここでポイントとなるのが、「ココアバター」。

表示規約にある「カカオ分」とは、

  • カカオマス・ココアバターの合計

を表していて、ざっくり言うと、

  • カカオマス=黒色で、チョコレートの風味を決定付ける重要な原料
  • ココアバター=カカオの豆から取れる油脂分で、無色透明、味はほぼなし

というような違いがあります。

ホワイトチョコレートにはカカオマスが入っておらずココアバターのみ使われていますが、その場合でもカカオ分に計算されます。

ホワイトチョコにはチョコレートらしい色や香りがないですが、ココアバターが規定以上入っていればチョコレートと言ってオッケー。

そんなわけでホワイトチョコレートもチョコの一種になるわけですね!

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ホワイトチョコの原料は?

では次に、ホワイトチョコレートのおもな原料を見ていきましょう。

ホワイトチョコレートはおもに、

  • ココアバター
  • 砂糖
  • 乳製品

の3つから作られています。

チョコレートの色や風味となる「カカオマス」が入っていないのが他のチョコレートとの決定的な違いで、色が白い理由でもあります。

ホワイトチョコって、他のスイートチョコレートやミルクチョコレートとは風味が違いますよね。

それはカカオマスを使ってないから。

カカオマスを使っていないためカカオの風味がない、でも分類上はチョコレートという、複雑なポジションにいるのです。

もうちょっと詳しく解説:「ココアバター」とは?

ココアバターは、カカオマスの中の油脂分です。(カカオマスを圧搾して出てくる油脂分)

  • 無味無臭
  • 体温よりちょっと低い温度で完全に溶ける
  • 口に含むとすっと溶ける
  • そのまま食べるとまずい(笑)

といった特徴があります。

無臭と言っていますが、実際はちょっとロウっぽい香りあり。

ホワイトチョコにカカオは入っている?

ホワイトチョコにカカオが入っているのか気になる方もいるかもしれません。

これについては、原料のココアバターがカカオの一種のため、「カカオが入っている」といえます。

とはいえカカオらしい風味付けとなるカカオマスは入っておらず、カカオマスから圧搾された油脂分の「ココアバター」しか入っていないので、わかりにくいですね。

アレルギーなどが気になる場合はお気を付けください。

ホワイトチョコがまずい理由は?

「ホワイトチョコ、まずいよね」と思う方もいるかもしれません。

わたしもそう思ったことがあり、ずっとその理由が気になっていました。

調べたところ、まずいと思った理由として考えられるのは以下の4つ。

  • 原料が砂糖に偏っていて、甘ったるかった
  • 原料が乳成分に偏っていて、乳臭かった
  • 原料がココアバターに偏っていて、ロウっぽい味がした
  • カカオマスが入っていないゆえに物足りない味と感じた

どれか思い当たりそうなものはありますか?

ホワイトチョコレートの原料は偏りがち

ホワイトチョコはおもに砂糖・乳成分・ココアバターから作られているんですが、製造やコストの関係上、どれかの原料に偏りがちだったりします。

よくあるのが、砂糖が多すぎて甘ったるいパターン。

チョコレートの味はしないし、甘ったるいし、おまけにちょっとロウっぽい味もするし・・・で、まずいと感じる方が多いんじゃないでしょうか。

ホワイトチョコは、原料がどのように配合されているかで味が大きく変わってきますので、選ぶのが難しい、というのはあります。

おいしいホワイトチョコはどれ?

逆に言うと、砂糖・乳成分・ココアバターのバランスが取れているホワイトチョコはとても美味しいです。

とはいえ、原料に割合が書かれているわけではないので、見た目では美味しいかどうかわからないんですよね・・・。

なので、美味しいホワイトチョコを見つけたらシェアしていきますね!
ちなみに、言いにくいけど、値段やブランドがちゃんとしているほど美味しい傾向はあるかも・・・。

なお、私が初めて美味しいと思ったホワイトチョコはリンツのものでした。

これ↓↓

リンツ ホワイト 100g

楽天で購入

他にも、きょんちょこのインスタに美味しかったホワイトチョコをあげているので、よかったらご覧ください~。

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きょんちょこ/ボンボンショコラ専門レッスン🍫(@kyon_chocolate)がシェアした投稿 -

まとめ

この記事では、ホワイトチョコはチョコレートじゃないのか?という点についてお伝えしました。

まとめると、

  • ホワイトチョコはちゃんとした規約によりチョコである
  • 色が白いのは、カカオマスが入っていないから
  • 砂糖・乳成分・ココアバターのバランスがとれているのが美味しい

ということで、少しでもホワイトチョコについて参考になれば嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました!

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