2017/10/25

ホワイトチョコレートはチョコレートなの?原材料から解説するよ

 

この記事を書いている人 - WRITER -

空港で約7年働いたのち、まったく異なる大手料理教室へ転職し、料理・ケーキ講師の経験を積む。

それと並行してチョコレートを学び、現在はショコラティエとして東京・二子玉川を中心にチョコレートイベントやレッスンを開催。

好きな場所は宮古島とパリ、得意技は美味しそうに食べること・気持ちよさそうに眠ること。 詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは、ショコラティエのきょうこです。

今日はホワイトチョコレートはチョコレートなのか?という、かねてからの疑問に立ち向かってみたいと思います。

さっそく見ていきましょう!

結論から言うと、ホワイトチョコレートはチョコレートである

 

ホワイトチョコレートは、食べてもチョコレートの味や香りがしないので、果たして本当にチョコレートなのか?本当のところどうなの!?と思ったことがあるかもしれません。

しかし、ホワイトチョコレートはチョコレートの部類に入る!これが結論です。

なぜか?そのポイントは、原材料のひとつ「カカオバター」にあります。

ホワイトチョコレートの主原料、カカオバターがキーポイント

味や香りだけでなく、色も「世間一般的にいうチョコレート色」ではないですよね。

なぜこの色なのか?は原材料にポイントがあります。

<keikou>着色や漂白ではありませんよ</keikou>(笑)

さてホワイトチョコレートに一体何が使われているのかというと、おもな原料は、

  • カカオバター(ココアバターとも言います)
  • 砂糖
  • 乳製品

です。

スイートチョコレートやミルクチョコレートと何が違うのかというと、

  • カカオマスが使われていない

ということです。

つまり、<keikou>ホワイトチョコレートにはカカオマスは使われていないということが、他のチョコレートとの決定的な違い</keikou>です。

ホワイトチョコレートって、他のスイートチョコレートやミルクチョコレートとは風味が異なりませんか?

それはカカオマスを使ってないから。

カカオマスを使っていないためカカオの風味がないのです。

では次にカカオバターとは何者なのか、見てみましょう。

カカオバターの特徴

カカオバターは、カカオマスの中の油脂分です。

  • 無味無臭
  • 体温よりちょっと低い温度で完全に溶ける
  • 口に含むとすっと溶ける
  • でも、そのまま食べるとまずい(笑)

という特徴があります。

最近私はあるチョコレートブランドでハート型のカカオバターを買いました。

無臭と言っていますが、う~ん、ちょっとロウっぽい香りがします。

さて、カカオバターは以下のような流れでできます。

カカオ豆→いくつかの工程を経て→カカオニブ→すりつぶしてカカオマス→そのカカオマスを圧搾して(遠心分離して)取り出した油脂分=カカオバター

カカオマスやらカカオバターやら似たような言葉が出てきて混乱しますが、

カカオマスは黒

カカオバターは白

ざっくりそう思ってください。

ホワイトチョコレートの白色はカカオバターの色、言い換えれば、ホワイトチョコレートはカカオバターが骨格になっているチョコレートなのです。

ではなぜホワイトチョコレートはチョコレートに分類されるのか

問題はここです。ホワイトチョコレートはなぜチョコレートに分類されるのか?ってところです。

チョコレートにはよく、カカオ○○%って表記されていますよね。

「カカオ70%」とか「カカオ85%」などのことです。

このカカオ○○%という表記はつまり「チョコレート全体に占めるカカオ分の割合」のことなのですが、実はこれは

  • カカオ分=カカオマス(黒)とカカオバター(白)の合計

を表しています。

カカオマスはチョコレートの風味を決定づける一番重要な原料ですが、カカオマスを使っていなくても、カカオバターが規定以上入っていればチョコレートと名乗れます。

ホワイトチョコレートはカカオバターが骨格になっているチョコレートですから、チョコレートに分類されるというわけです。

分類の基準は公正競争規約にある

日本には、「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」というものが存在します。

この規約がチョコレートかどうかを分類していて、以下の基準でチョコレートかどうかを分類しています。

  • カカオ分が全体の重量の35%以上
  • カカオバターの重量が18%以上
  • 水分が3%以下

これらの基準をクリアしているものが「チョコレート」と名乗れるよ、と規約では言っています。

カカオ分=カカオマス(黒)とカカオバター(白)の合計ですから、<keikou>カカオバターだけでも基準をクリアしていれば、チョコレートと言える</keikou>わけです。

美味しいホワイトチョコレートとは?

ちょっと余談ですが、ホワイトチョコレートに対して、ただ甘い・ミルク臭い・はたまた脂っこいなど・・・そんなマイナス部分を感じたことがある人もいるかもしれません。

ホワイトチョコレートはカカオの風味がない分、他の材料の味を強く感じやすいチョコレートです。

なので、上記のように<keikou>い・ミルク臭い・脂っこいと感じるときは、砂糖・粉乳・カカオバターのどれかに味が偏っていることが考えられます</keikou>。

砂糖・粉乳・カカオバターこの3つバランスが取れたホワイトチョコレートはとっても美味しいんですよ。

そういった意味で、実はホワイトチョコレートこそ、ブランドの手腕や材料の質が問われたりするものかもしれません。

私もバランスが取れたホワイトチョコレートを初めて食べたとき、こんなに美味しいホワイトチョコレートあるんだ!?とびっくりしましたよ^^

まとめ

いかがでしたか。

復習すると、

  • ホワイトチョコレートはカカオバターが使われているのでチョコレートと分類される

ということです。

しかし実は一番多く使われている原料は砂糖だったりするとのこと。

ちょっと意外ですね!

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空港で約7年働いたのち、まったく異なる大手料理教室へ転職し、料理・ケーキ講師の経験を積む。

それと並行してチョコレートを学び、現在はショコラティエとして東京・二子玉川を中心にチョコレートイベントやレッスンを開催。

好きな場所は宮古島とパリ、得意技は美味しそうに食べること・気持ちよさそうに眠ること。 詳しいプロフィールはコチラ
 

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